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今回ご紹介するのは、コロンビア南西部、ナリーニョ県コンサカ地区で育てられたコーヒーです。
ナリーニョは、コロンビアの中でも高品質なコーヒーの産地として知られる地域です。
アンデス山脈の高地に農園が点在し、標高の高さと昼夜の大きな寒暖差によって、コーヒーチェリーがゆっくりと成熟していきます。
今回のコーヒーが育つコンサカ地区も、そのナリーニョの中でも特に標高の高いエリアです。
この地域からは、ガレラス火山を望むことができます。
その恩恵を受けた土地には豊かな火山性土壌が広がり、コーヒー栽培に適した環境がつくられています。
標高が2,000mを超えると、一般的には気温が低くなり、コーヒーを育てることが難しくなっていきます。
それでもコンサカ地区では、2,000mを超える場所にもコーヒー農園があります。
日中、太陽によって温められた谷底の空気が山の斜面を上昇し、高標高の地域の寒さを和らげているためといわれています。
昼と夜の大きな寒暖差の中で、コーヒーチェリーは時間をかけてゆっくりと成熟していきます。
コンサカ地区のコーヒー生産を支えているのは、多くの小規模農家さんたちです。
ナリーニョ県には大規模な農園が少なく、それぞれの農家さんが比較的小さな農地でコーヒーを育てています。
小規模な生産者が多い地域では、それぞれの農家で収穫されたコーヒーを、どのように安定した品質へまとめていくかも大切になります。
そこで地域の生産者を支えているのが、CARCAFE社です。
CARCAFE社は1950年に現地にドライミルを設立し、長年にわたって地域の農家さんたちとの関係を築いてきました。
現在ではナリーニョ県内に複数の買い付け拠点を設け、コーヒーの買い付けだけでなく、栽培や品質管理についてのサポートも行っています。
それぞれの小さな農園で育てられたコーヒーを集め、品質を整えながら、ひとつの地域ロットとして仕上げていく。
今回のコンサカのコーヒーも、そうした地域の生産者とCARCAFE社の積み重ねによってつくられています。
味わいは、柑橘を思わせる明るい酸味と甘さ。
花のような華やかな香りがありながら、しっかりとしたボディも感じられます。
アカイトコーヒーでは、このコロンビアを中煎りと深煎りでご用意します。
中煎りでは、柑橘のような明るい酸味と甘さのバランスがよく、しっかりとしたボディとなめらかな口当たりが楽しめます。
コロンビアらしい飲みやすさの中に、花を思わせる少し華やかな印象も感じられる焙煎度です。
深煎りでは、ビターチョコレートのような甘苦さの中に、果実を思わせる甘みが重なります。
ほのかに酸のニュアンスが残ることで、深煎りでも味わいが平坦にならず、奥行きのある重厚な印象に仕上がります。
明るい酸味と甘さ、しっかりとした飲みごたえ。
それぞれがバランスよくまとまったコロンビアです。
毎日のコーヒーとして飲みやすく、それでいてナリーニョ・コンサカらしい奥行きも感じられる一杯です。
※この記事は、生豆仕入先の公開情報を参考に、アカイトコーヒーで編集しています。
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