商品説明
春、夏、秋、冬繰り返されて増してゆく暮らすことへのいとおしさ
たんたんと繰り返される私の暮らしは、
地味といえば地味でしょう。
でもそれは、土に水がじわじわと染み渡り、
次第に乾いた大地が潤っていくことにもどこか似て、
そこに蒔かれた種からは芽が出てやがて根を張り、
花が咲いたり実をつけたり、大きく育った木には
鳥や虫たちが集まってくるかもしれません。
福島県三春町で雑貨店 in-kyo を営む長谷川ちえさんの
小さな町の季節をめぐるエッセイ、第二弾。
巻末には元三春町長・伊藤寛さん訪問記も収録。
長谷川ちえ Chie Hasegawa
永く使いたい器と生活道具の店〈in-kyo〉店主、エッセイスト
2007年、東京・蔵前のアノニマ・スタジオの一角にて店を始め、商品の販売のみならず展示とワークショップ、試食会などを組み合わせて作家と作り出されるものの魅力を伝えてきた。
2016年、福島県三春町への転居にともない店も移転、現在にいたる。
著書に『おいしいコーヒーをいれるために』(メディアファクトリー)、『ものづきあい』『器と暮らす』(ともに、アノニマ・スタジオ)、『まよいながら、ゆれながら』(mille books)、『春夏秋冬のたしなみごと』(PHP研究所)、『むだを省く 暮らしのものさし』(朝日新聞出版)、『三春タイムズ』(信陽堂)がある。
著 者:長谷川ちえ
出版社:信陽堂
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