コーヒー産地|タンザニア
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タンザニアのコーヒーには、澄んだ印象があります。
柑橘を思わせるような酸味があり、甘さがあり、後味にはほどよい力強さが残る。
軽やかに飲めるのに、どこか芯がある。
アカイトコーヒーでも、タンザニアは定番として扱っている産地のひとつです。
タンザニアは、東アフリカに位置するコーヒー生産国です。
コーヒーの名前としては、「キリマンジャロ」という呼び名で親しまれている方も多いかもしれません。
アフリカ大陸の高い山々、標高のある地域、昼夜の寒暖差。
そうした環境の中で育つコーヒーには、澄んだ酸味と、しっかりとした味わいが出やすいといわれています。
タンザニアのコーヒー産地は、キリマンジャロ周辺だけではありません。
北部のアルーシャやキリマンジャロ、南部高地のムベヤやルブマなど、地域ごとにさまざまなコーヒーがつくられています。
山の斜面に広がる農園。
赤く熟したコーヒーチェリー。
朝晩の涼しい空気。
そうした風景を思い浮かべると、タンザニアのコーヒーが持つ、凛とした透明感にも少し納得できる気がします。
タンザニアのコーヒーには、柑橘のような酸味や、すっきりとした飲み心地を感じるものが多くあります。
そこに、黒糖のような甘さや、深煎りにしたときの香ばしさ、ほどよい苦みが重なります。
ただ軽いだけではなく、後味にしっかりとした存在感がある。
伸びやかさと力強さが同居しているところが、タンザニアの魅力だと思います。
アカイトコーヒーにとっても、タンザニアは少し特別な立ち位置のある産地です。
コロンビアのようなやわらかな安心感とも、ブラジルのような大らかな香ばしさとも、ガテマラのような整った輪郭とも少し違う。
タンザニアには、上へ伸びていくような酸味と、その奥にある力強さがあります。
飲み口はすっきりしているのに、余韻にはきちんと深さが残る。
そのバランスが、タンザニアらしさなのだと思います。
焙煎していると、タンザニアの豆には、火が入るにつれて表情が変わっていく面白さがあります。
浅いところでは澄んだ印象が前に出て、焙煎が進むにつれて甘さや香ばしさ、コクが少しずつ増していきます。
アカイトコーヒーでは、タンザニアを中煎りと深煎りでご用意しています。
中煎りでは、すっきりとした酸味と甘さを。
深煎りでは、香ばしさとコク、しっかりとした飲みごたえを。
同じ産地でも、焙煎度によって印象の違いを楽しめるコーヒーです。
コーヒーを選ぶときに、産地名だけで味を決めつけることはできません。
同じタンザニアでも、地域や農園、品種、精製方法、焙煎によって味わいは変わります。
それでも、タンザニアという産地には、日常のコーヒーに少し明るい表情を加えてくれる魅力があります。
すっきりとしていて、甘さがある。
軽やかなのに、物足りなくない。
そして、後味に静かな力強さが残る。
毎日のコーヒーとして飲みやすく、それでいて少し気分を変えてくれる。
タンザニアは、そんな産地だと思います。
焙煎するたびに、その澄んだ印象と奥にある力強さに、タンザニアらしさを感じます。
いつもの毎日に、いつものコーヒーを。
タンザニアは、その一杯に明るい余韻を添えてくれる産地のひとつです。
現在販売中のタンザニアはこちらからご覧いただけます。
中煎りと深煎り、それぞれの違いもあわせてお楽しみください。