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今回ご紹介するのは、ガテマラのエル・プログレソ県、サンアグスティン・アカサグアストラン周辺で育てられたコーヒーです。
アカイトコーヒーでは、これまでガテマラのコーヒーとして、主にウエウエテナンゴの豆を使用してきました。
今回のロットでは、初めてサンアグスティンの豆を使用します。
同じガテマラのコーヒーでも、地域が変わると味わいの印象も少し変わります。
これまでのガテマラらしいきれいな輪郭や飲みやすさはありながら、今回のサンアグスティンには、より香ばしく、しっかりとした飲みごたえがあります。
サンアグスティンが位置するのは、シエラ・デ・ラス・ミナス山地周辺。
山岳地帯と森林に囲まれた、自然の豊かな地域です。
エル・プログレソ県は、ガテマラの中でも人口の少ない県といわれています。
コーヒー栽培が行われているのは主に西側の山の麓で、東側にはサボテンが生える砂漠地帯も広がっています。
サンアグスティン周辺は、ミネラルを含む土壌と山岳地帯の環境に恵まれた場所です。
コーヒーにとって良い環境であると同時に、野生動物にとっても大切な生息地になっています。
この地域を象徴する野生動物のひとつが、ピューマです。
サンアグスティン周辺では、コーヒー生産と野生動物の生息環境を両立させるための取り組みが行われています。
そのひとつが、ボルカフェのプロジェクト「ボルカフェ・ウェイ」です。
このプロジェクトでは、コーヒー生産者と連携しながら、野生のピューマが暮らす森林の保護を呼びかけています。
また、このコーヒー豆の売り上げの一部は、現地の野生ピューマ保護団体であるパンテラ・グアテマラへ寄付され、ピューマの生息環境を守る活動にもつながっています。
このコーヒーには、もうひとつ大切な背景があります。
それは、伝統品種を守る取り組みです。
近年、ガテマラではサビ病対策として、病気に強く収量も見込めるハイブリッド品種への植え替えが進んでいます。
安定した生産のためには大切な選択でもあります。
その一方で、サンアグスティン・アカサグアストラン周辺では、ブルボン、カツーラ、ティピカといった品種が育てられています。
昔ながらの品種を大切にしながら、コーヒーの生産が続けられている地域です。
今回のロットは、ウォッシュドで精選され、パティオで天日乾燥されています。
すっきりとした後味を持ちながら、ナッツやチョコレート、ローストキャラメルを思わせる甘香ばしさが感じられるコーヒーです。
アカイトコーヒーでは、このガテマラを中深煎りと深煎りでご用意します。
中深煎りでは、ナッツやチョコレートのような香ばしさに、ローストキャラメルを思わせる甘さが重なります。
ほのかなシトラス感もあり、重たくなりすぎず、バランスよく飲みやすい焙煎度です。
深煎りでは、ダークチョコレートのような甘苦さと、しっかりとしたコクが感じられます。
香ばしい余韻があり、ミルクと合わせても味わいの輪郭が残る、飲みごたえのある味わいです。
香ばしい甘さと、しっかりとしたコク。
自然豊かなサンアグスティンで育てられた、伝統品種を含むコーヒーです。
毎日のコーヒーとして飲みやすく、それでいて土地の個性も感じられる一杯です。
※この記事は、生豆仕入先の公開情報を参考に、アカイトコーヒーで編集しています。
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